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熊本地震 断層が多いので余震が続きます。 [生活・科学]

熊本地震には、断層が多いので余震とみられる地震が続いています。
九州には、熊本県の南阿蘇村から伸びる断層が多く存在して断層帯を形成して、、
余震は、布田川・日奈久断層帯に沿うように発生しているようです。

複数の断層で地震が起きている為、

熊本地震は、多くの断層でのずれが連鎖して、
余震が長く多く続いているようですネ。

身近には、16年前の平成12年6月には日奈久断層帯沿いで
マグニチュード5.0の地震が発生していますので、

熊本県は、地震には注意が必要な地域ですネ。

今回の地震は、九州で起きた地震としては
初めて震度7を観測しました。

兵庫県南部地震、東北地方太平洋沖地震も震度7ですが

同じ震度7でも体感した揺れ方に違いがあったようです。

兵庫県南部地震は、直下型で地面を突き上げような
揺れだったようですが、

熊本地震は、地震波形が兵庫県南部地震によく似ていて

特に建物を倒壊させる固有周期(秒)
1~2秒の揺れが長く続いたので

多くの木造家屋が倒壊したようです。

1秒より短い揺れカタカタ、

2秒より長いユサユサは木造家屋には
多くのダメージは与えないようですが、

1~2秒の周期で長く揺れると、
木造家屋の固有振動数と合って

揺れが増幅されるようです。

熊本地震では、木造家屋がこの揺れで
建物自体いたんでいますので、

余震といえども注意が必要ですネ。

ブランコをこぐ時も、
ブランコの揺れに合わせて足を振ると

揺れが大きくなりますネ。

熊本地震は、多くの断層帯がある所で発生していますので、

余震がもとで断層帯全体が同時に活動した場合は、
マグニチュード7.7から8.0程度の地震が想定されているようです。

地層や岩石に力が加わってずれるところを断層といいますが、

断層の種類には、

両側に引っ張られて離れていく境界、 両側から押されてぶつかりあう境界、 すれ違う境界

がありますが、

九州は、南北方向に引っ張られる力が作用しているようで、
それにより横に動く右横ずれ断層が動いたようです。

熊本地震は、震源の深さが11キロと浅かったので、
震度7の揺れを引き起こしたようです。

震源が近くて浅かったら、緊急地震速報も出せませんネ。

地震波は、P波とS波がありますが速度は

P波 :秒速6km~7km  S波 :秒速3.5km~4.5km

ですからあっという間に地震がきてしまいます。

兵庫県南部地震で高速道路の架橋が倒れた所は、
埋立地の所で建っていたものが倒れていたのが

印象に残っていましたが、

断層のある所は地震の被害が大きい、埋立地では土地の流動化、

低い所は津波の被害があります。

日本の地盤は、

ユーラシアプレート、
北アメリカプレート、
太平洋プレート、
フィリッピンプレートの

4枚のプレートの上にありますから
このプレートが動く以上、

地盤に力がかかり割れて断層ができて、
地震が起き、余震でならされ

また、数百年の沈黙へと移行します。

日本列島は、この繰り返しですネ。

熊本地震では、長い断層の1/5程度が割れたようですが、
今後も大きな余震が起きる可能性は否定できないようなので

警戒が必要だそうです。

地球は、動いている以上、プレートが動き
地震は大なり小なりは別として、

必ず起きますが、

地震には、普段から意識を持って
対処していきましょう。


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